今回はCOUNTIF関数による集計部分の解説をしていきたいと思います。
COUNTIFは、指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返す関数です。
それでは、サンプルの「全数」シートをもとに計算式を入れてみたいと思います。
【サンプルファイルをダウンロードする】
●output.lzh (51KB) をダウンロード
●output.xls (258KB) をダウンロード
COUNTIF関数自体は引数も少なく直接計算式を書いたほうが楽ですが、今回はあえて「関数の挿入」を使って計算式を入力してみたいと思います。
下図のようにB6のセルをアクティブにし、ここに計算式を入れていきます。
(あらかじめA6~A10のセルに評価の項目を入力しておきます。)

「挿入」→「関数」を選択します。

「関数の挿入」のダイアログより、関数の分類を「統計」にし、COUNTIFを選択します。

Excel2007の場合、「数式」→「その他の関数」→「統計」よりCOUNTIFを選択します。
また、数式より関数の挿入をクリックすると、上図とまったく同じ関数の挿入ダイアログが表示されるので、慣れると楽そうですね。
では、関数の引数を入力していきます。(引数は「ひきすう」と読みましょう。)
まず、範囲をアクティブにします。

入力シートの評価1を対象の範囲と指定したいので、「入力」シートをクリックし、E4のセルをクリックします。すると、範囲には自動的に入力!E4と入力されます。

続けて、E203まで範囲指定します。
広範囲の指定は、[Shift]+[Ctrl]+[End]を使用すると楽です。
E4をクリックした後、:(コロン)で区切ってE203をクリックするといった方法でも可能です。色々方法はありますので、やりやすい方法で行えばよいと思います。
[
この範囲は、計算式を下方向にコピーした時も参照範囲は変えたくないので、「絶対参照」にしておきます。[F4]を押すと行列ともに絶対参照になります。

次の引数の検索条件をアクティブにします。
全数シートのA6をクリックします。
こちら下方向にコピーした時、一緒に参照範囲も下方向に移動させたいので相対参照のままにしておきます。

以上で引数の指定は完了ですので、ダイアログの[OK]をクリックします。
ワークシートに計算式が入力できました。これを下方向にコピーしていけば評価1に対する、それぞれの評価項目の人数を計算できます。

同じような計算式を何度も書くのは大変です。また、計算式を入れる回数が増えるという事はそれだけ間違う可能性も増えるという事なので、できるだけコピー&貼り付けで対応できるようにしたいですね。
そこで避けて通れないのが相対参照と絶対参照、その両方を用いる複合参照です。
そんな訳で、次回は割合の部分と評価1で使用した計算式をコピーし、評価2の部分の計算式を作成する部分を解説します。
セルの参照についてあまり細かい解説をする予定はありませんが、実践してみてイメージを掴んで欲しいと思います。