EXCELで世界のナベアツ その4
2008年10月31日 - EXCEL関数のコト 投稿者 白取です
前回までに3の倍数、3がつく数字、それぞれを判定する方法を解説してきました。今回はOR関数を使い、それぞれの条件を組み合わせて判定する方法を解説します。
少し複雑になってきているので、今回から実際のEXCELシートも掲載しておきますので参考にして下さい。
関数がネストされているとわかりづらいので、まずは結果が見える形で計算式を書いて見ます。
E4に3の倍数か判定するため、=MOD(A4,3)と入力します。

F4に3がつく数か判定するため、=ISERR(FIND("3",A4))と入力します。

どちらかの条件を満たすかどうか判定したいので、OR関数を使いD4に=OR(E4=0,F4=FALSE)と入力します。
OR関数は引数のどれかがTRUE の場合TRUE を、引数がすべてFALSEの場合、FALSE を返す関数です。

設定した計算式を下方向にコピーし、わかりやすいように黄色で網掛けしてみます。

おさらいになりますが、
・3の倍数は3で割ると剰余がゼロになる。(E4=0である)
・3がつく数はFIND関数で戻り値がエラーではない。(F4がFALSEである)
となります。
どちらかが一致しているか判定するためにOR関数を使い、その結果(戻り値)がTRUE(真)になっているものが、3の倍数か3がつく数字という事になります。
最後に1つの計算式にまとめてみます。
D4に=OR(MOD(A4,3)=0,ISERR(FIND("3",A4))=FALSE)と入力し下方向にコピーします。前述の結果と同じになっていますね。

ここまでの内容を理解されている方には実に簡単なコトですが、関数をネストする場合、その戻り値が正確にイメージできないと使えないものです。
私も最初のうちはこの解説のように、別のセルに計算式を細かくわけて、結果を目で確認しながら計算式を書いていました。
関数が苦手でよくわからないという方は、ほとんどの場合「解らないから使えない」のではなく、「使わないから解らない」のだと思いますので、とりあえず計算式を書いてみるコトをお勧めします。
これで、3の倍数か3がつく数字という判定ができましたので、次回その判定結果によって結果を出力する方法を解説します。














